讃岐 広島へ 帰る旅 

期間: 2015年(平成27年) 10月22日(木) 〜 10月23日(金)

第1日目: 2015年(平成27年)  10月22日(木) 

東京 から 香川県 の 丸亀 へ

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 日   程   表
10月 22日
(木)
●東京から香川県の丸亀へ
東京駅 発 10:10  JR:新幹線 のぞみ23号 博多行き
岡山駅 着 13:27
岡山駅 発 14:05 JR:予讃線 特急南風(なんぷう)13号 宿毛(すくも)行き
丸亀駅 着  14:42
丸亀観光 丸亀城 観光
丸亀 宿泊 New
 アパホテル:丸亀駅前大通

訪  問  地 詳    細
東京〜岡山へ

10:10発

*JR:新幹線 東京駅 18番線 のぞみ23号 博多行き

 久し振りに新幹線に乗ります。
 前に乗ったのは、約30年ぐらい前かというおぼろげな記憶があります。

 この間に、新幹線の車両も改良を重ねたようです。
 特に、先頭の運転席がある車両の流線型はきれいです。 

*料金
 都区内〜丸亀               ¥10、940−
 新幹線 のぞみ 東京〜岡山 指定席 ¥6,860−
 特急 自由席  岡山〜丸亀         ¥270−
 -----------------------------------------
    合計                  ¥18,070−

  

  

  

 最近はやりの、格安航空機(LCC)を利用して、成田〜高松 へも検討しましたが、日本が誇る新幹線に久し振りに乗ってみたい気持ちから、JRを利用しました。

 今回の目的地である、瀬戸内海にある讃岐 広島は、離島のため、船に乗らなければならず、船便との関係で、島に渡る前日に、丸亀に泊まる方法をとっています。

東京〜岡山へ 11:40 New
弁当を食べる

 流石に日本が誇る新幹線です。乗っていても音は静かだし、揺れもほとんど感じません。

 でも、余りにも高速で、窓の外の景色が、すッ飛んでいきますから、のんびりと日本の風景を観ているわけには行きません。

 そこで、東京駅で買ってきた、駅弁を食べます。
 駅弁は東京駅のホームのあちらこちらで売っていますが、種類と値段は、どうも統一されているようです。

 厚切り厚切りロースは、 ¥1,000−(税別)で、これと飲み物をかっています。
 合計 ¥1,151−(税込み)です。

 味は? 良かったですよ。
東京〜岡山 12:28 *JR:京都駅

 本当に時刻表のとおりに、日本の鉄道は走っています。

 あっという間に、名古屋は通り過ぎ、京都駅に到着です。

 名古屋駅の写真も撮りたっかたのですが、なにしろ、速度が速くて、カメラの撮影チャンスが無いうちに、風景も飛んでいきます。
東京〜岡山   *車内販売

 コーヒーやおつまみもあります。

 中国人にも分かるような宣伝文もあります。
岡山駅
13:27 *JR:岡山駅 着

 まったく、日本が誇る新幹線です。

 東京から岡山までをぴったり、3時間17分で走ってきました。

 岡山から、宇野と瀬戸大橋を通り、予讃線で香川県の丸亀に向かいます。
岡山駅   *JR:岡山駅

 駅弁も、たこ飯とかあなご飯など、瀬戸内海の特産料理になっています。
岡山駅   *JR:岡山駅

 JR岡山の駅もかなり改装されたようで、駅ビルもあります。

 乗り換えは、地下通路です。


岡山駅
14:05 *JR:岡山駅発

 特急南風(なんぷう)13号、宿毛(すくも)行きに、8番線から乗ります。
 特急料金は、自由席で ¥270−です。

 自由席ですが、車内はがら空きです。

 
瀬戸大橋
14:32 *瀬戸大橋

 岡山県側の児島から、香川県側の坂出を結んでいる「瀬戸大橋」にかかりました。
 
*瀬戸大橋のうんちく
 瀬戸大橋は、1978年に着工し、約10年近い工事期間を経て、1988年4月に完成しました。
総工費、1兆1,338億円をかけた国家的な巨大プロジェクトでした。
 全長;13,100mで、地上から約200mの高さです。
 瀬戸内海の塩飽諸島の櫃石(ひついし)島や与島などの島々を結び、上は4車線の自動車道路、下が今は2車線の鉄道になっています。鉄道は、将来4車線にして、新幹線を通す構想があります。

  
 
瀬戸大橋     *瀬戸大橋と塩飽(しわく、または、しあく)諸島

 岡山の方から丸亀に向かうと、右手の方に、塩飽の本島や牛島が見えます。

 私が育った讃岐(さぬき) 広島は殆ど本島に隠れて見えません。

 
 ●写真は、牛島でしょうか?
瀬戸大橋   *瀬戸大橋

 ●特急からの撮影は、橋しか写らない。
  折角の瀬戸大橋からの風景ですから、写真撮影に力を注ぎましたが、列車のスピードも速くて、殆どの写真は、橋の柱しか写っていませんでした。

 

 ●列車で瀬戸大橋の上を走っていますが、この瀬戸大橋の巨大さとこれを作り上げた人たちの知識には、驚きます。

 人間は、不可能とも思われる大事業を成し遂げることが出来るのですね。
丸亀駅 14:42 *JR:丸亀駅 着

 岡山から、特急で約40分で丸亀駅に着きました。

  ●丸亀駅の改札口です。特に目立った駅ではありません。
丸亀駅   *JR:丸亀駅 駅前

 まだ、ホテルにチェック・インするまでに時間がありますから、丸亀をぶらついてみましょう。

 
丸亀   ●丸亀市 概要
 丸亀市は平成の大合併により、平成17年3月22日に旧丸亀市、旧綾歌町、旧飯山町が合併し、新「丸亀市」として新たに発足しました。人口は約11万人、面積は111.80平方キロで、中西讃地区では初めて人口が10万人を超え、中讃地域の核として重要な役割を担っています。
なお旧丸亀市、旧綾歌町、旧飯山町という行政単位は、昭和の大合併の際に確立されました。

 旧丸亀市は明治32年4月、全国で53番目に市制が発足し、平成11年には市制施行100周年という節目の年を迎えました。昭和20年代から30年代にかけて市域の東南部や島しょ部と合併を重ね、旧丸亀市となりました。
猪熊弦一郎現代美術館   *丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

 JR:丸亀駅を出ると、すぐ右側に、古い丸亀を知っている人には、見慣れない建物があります。
 それが、猪熊弦一郎現代美術館です。

 ●丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(愛称MIMOCA/ミモカ)は、1991年、全国でも類を見ない“駅前美術館”として、丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎の全面的な協力のもと開館しました。70年に及ぶ猪熊の画業を顕彰するとともに、市民の芸術文化の振興をはかることを使命として、市民が気軽に訪れ憩える駅前ならではの開かれた美術館を目指しています。猪熊本人より寄贈を受けた約2万点に及ぶ猪熊作品を所蔵し、常設展示にてご紹介するほか、現代美術を中心とした年数回の特別展示を開催しています。また、講演会やコンサートなどの多彩なプログラムや、子どもたちの豊かな感性と創造力を伸ばし育むことを目的とするワークショップなどの教育普及活動も積極的に行っています。
 

 ●猪熊弦一郎現代美術館に入るのは、入場料をとられるので、中には入っていません。
猪熊弦一郎現代美術館   *猪熊弦一郎

 
 ●猪熊弦一郎氏は、1902年に高松で生まれて、丸亀に引越し、旧制丸亀中学校で学び、旧制東京美術学校に進み、フランスに行き、小説新潮の表紙絵を描いたり三越の包装紙「華ひらく」、上野駅に壁画「自由」などを製作しています。

 1993年に亡くなりましたが、その際に、丸亀市に彼の全ての作品などを寄贈しています。

 詳細は、http://www.mimoca.org/ja/about/inokuma/ をご覧ください。
丸亀   *丸亀城へ

 丸亀のシンボルの丸亀城は、JR:丸亀駅を出て、南に10分程度歩いた場所にあります。

 丸亀城の近辺には、丸亀市役所や、丸亀高校などがあり、JR:丸亀駅から丸亀市役所をつなぐ通りは、繁華街でしたが、丸亀の商店街も、シャッターが下りている店が目立ちます。

  
丸亀   *丸亀 通町

 
 ●大相撲の巡業のポスターもありますが、多くの店のシャッターが下りているのは、残念です。
 
丸亀城   *丸亀城

 丸亀のシンボルである丸亀城に来ました。

●丸亀城のうんちく
  1600年代からこの亀山と呼ばれた土地には、小さな城があったようですが、1657年に播磨から来た京極高和(きょうごく たかかず)が丸亀藩主となって、1660年に天守閣を完成させたのが現在に至っています。
 1976年(昭和51年)から石垣を修復し、天守も化粧直しをして、本丸や、二の丸も整備してきれいになっています。
  
丸亀城   *丸亀城 大手門

 大手一の門は、1670年(寛文10年)に建築され、ここで、藩士が太鼓を打ち、刻(とき)を知らせていたことから”太鼓門”とも呼ばれているそうです。

 丁度、菊の展覧会が開かれていました。

 
丸亀城   *丸亀城 の石垣

  丸亀城といえば、この高い、高い石垣です。

  急な勾配の見返り坂を登って行くと、右側にあります。

  内堀から天守へ向け、4層に重ねられた丸亀城の石垣は、高さにして約60メートルとか。

  その三日月勾配と呼ばれる石の造形の見事さには、驚いてしまいます。

 また、近くで見ると、使われている石の数に、圧倒されます。

 
丸亀城   *丸亀城 の石垣

  石垣の作りは、上に行けば、反り返っていて、猿も登れないようになっています。

 しかし、
 石工名人の羽坂重三郎の伝説がある。
 
 ”石垣は名人と謳われた羽坂重三郎によるもので城主(生駒親正という説や山崎家治という説がある)に「見事である。この石垣を登れるものはあるまい」と感嘆された。
 しかし重三郎が「私ならば一尺の鉄棒があれば登れます」といって短い鉄の棒を使って登ってしまった。これを見た城主は重三郎が敵と通じる事を恐れて嘘の井戸の調査を命じてその井戸に埋め殺してしまった”とか。
丸亀城   *丸亀城 三の丸から 飯野山を望む

 丸亀城の石垣からさらに、上に登ると三の丸の跡地です。海抜50.5m。
 
 ここには、月見櫓跡があり、下には、土器川が流れ、遠くには、讃岐富士とも呼ばれる飯野山(422m)が見えます。

 
丸亀城   *丸亀城 天守

 全国でも珍しい木造の天守です。

 そんなに大きくないので、期待はしていないものの、国の重要文化財でもあるので、お金を払って入ってみました。
 やはり、たいした展示物はありませんでした。
 
丸亀城   *丸亀城から北の港を望む

 さすがに丸亀城は高台にありますから、見晴らしは良いです。

 丸亀城から、明日、讃岐 広島にわたるフェリーの船着場がある北側の港が見えました。
丸亀泊

アパホテル
  *丸亀のホテル アパ・ホテル-丸亀駅前大通- 泊

 今晩と明日も泊まる、アパ・ホテル-丸亀駅前大通 です。
 住所:丸亀市大手町3−6−1
 電話:0877−21−0111

 丸亀駅から歩きで、8分程度です。
 駅からも近く、丸亀城にも近く、また、飲み屋も近くにある場所です。
 

 ツインの部屋です。
 ホテルの予約は、1月以上も前に、ネットの「るるぶトラベル」で調べて予約しています。
 料金は、ヴァイキング形式の朝食付きで、¥5,150−でした。

●最上階(9階)に大浴場もあり、浴衣や室内用のスリッパもあります。
 
夕食&宿泊  New
 お休み

 泊まったアパ・ホテルの近くにある居酒屋で、丸亀名物の「骨付き鳥」をしゃぶって、今日は、眠ります。
◎ 2015年 10月22日(木)は終わりです。
★東京〜丸亀へ

 ●新幹線について
  まったく、新幹線の技術は素晴らしい!
  車両の揺れも殆ど感じず、これだけ高速で走っているなら、風きり音や、レールとの摩擦音など騒音もするはずだけど、まったく感じない。
  それと、これほどの距離を走っていながら、時刻表の通りに運行できるシステムの完成度の高さには敬意を表する。

  確かに、日本が世界に誇れる”新幹線”だ。

 ●丸亀について
  私は、丸亀の沖にある讃岐 広島の青木で育ったので、子供の頃に、丸亀市についての記憶がありませんが、高校生の時代を丸亀に下宿していた兄の話では、丸亀の町並みや丸亀高校などまったく様変わりで、どこになにがあったか、分からないとのことです。
  また、商店街のさびれ様も、悲しいほどです。


 ●宿の予約や丸亀などの情報の入手について
  本当に、インターネット技術の進歩にも感心します。
  東京のパソコンの前に座っているだけで、丸亀の宿が簡単に予約できるわけですから。
  他にも必要な情報も直ぐにまた詳細に手に入れることができますから、旅行の日程表も、予算も、特に旅行会社に頼まずに、分刻みで作成できます。
  便利になりましたね。

 

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2015年11月20日:更新
2015年11月12日から作成

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